資材にこだわった個性的な家作りが自慢の工務店が『evoltz』を選んだ理由とは
神奈川県秦野市に拠点を構える新進建設株式会社様は、2020年で創業43年を迎える工務店で、神奈川県全域に注文住宅2500棟の実績を誇ります。
国土交通省の長期優良住宅として複数回も認定を受け、グッドデザイン賞も受賞されるなど、品質・デザインともに評価の高い家づくりが自慢です。「安心で長く住める家」をモットーに、建築資材も世界中から厳選されているなど、優れた家づくりを追求し続けられています。
そんな新進建設株式会社様では、制振装置として「evoltz」を採用されています。
今回は、同社の興津様と嶺山様にインタビューを実施し、「evoltz」を採用された理由やお客様の反応などについて語っていただきました。
──制振ダンパー「evoltz」を知ったきっかけを教えてください。
以前は他社製のダンパーを使っていたのですが、その当時はまだ「制振」というキーワードがあまり世に知られていませんでした。そのため、施主様に説明しても必要性をあまり感じてもらえず、採用に至らないケースがほとんどでした。
その後、東日本の震災や熊本地震以降で世の中の地震に対する意識も高まり、お客様からの制振に関する相談も見られるようになりました。同時に、当社としても地震への対策を強めるためにより効果的な制振装置を探すようになりました。そのタイミングでちょうど「evoltz」のご提案をいただいたことがきっかけでしたね。
─「evoltz」の採用を決めたポイントや、最も良いと思う点を教えてください。
採用のポイントは2点あって、1つは地震の初期段階、つまり小さな揺れから効くという点でした。
これにより家全体の耐震性を長持ちさせられるという発想は非常に魅力的でしたね。当社の家づくりでは、耐震等級は3、耐風は2以上を標準としているので、そもそも揺れに対しては一定の強さを持たせています。そのため、小さな揺れから効く「evoltz」は当社の住宅と相性が良く、より一層品質の高い家を提供できるようになると感じました。
耐震だけでは断続的な余震や経年劣化で傷んでしまうので、さらなる配慮は必要だと考えていたところに「evoltz」の特性がピタッと合ったという結果ですね。
もう1つのポイントは、ビルシュタイン社(自動車ショックアブソーバーの大手ドイツメーカー)製という点です。
弊社の近くには日産自動車さんの工場があり、お客様にはそこで働かれている人も多かったので、「これは売りになる」と考えました。日産のGTRにはビルシュタインのダンパーが標準採用されているくらいですからね。知っている方であれば、この名前だけで品質と信頼の高さを伝えられるので、他には無い利点だと思います。
─「evoltz」をどのようにお客様に説明をされているのか教えてください。
採用のポイントでもある2点を軸に説明しています。
小さな揺れから効くという機能面と、世界的ダンパーメーカーのビルシュタイン製という品質の高さを強くお伝えしています。特にビルシュタイン製という点は、車のサスペンションという非常に激しい動きの中でも高い効果を発揮する品質を表すので、耐久性や性能の信頼性を説明するのに最適です。
また、「evoltz」には長いタイプと短いタイプがあり、汎用性が高く効果的に住宅に組み込むことができます。これによってどういった家でも無駄なく高い効果を発揮できるので、お客様にも訴えやすいポイントです。
─「evoltz」を採用された施主様からの感想があればご紹介ください。
当社の主な営業エリアである神奈川県は地震が非常に多く、今後高い確率で大きな地震が来ると言われているほどの地域です。そのため「evoltz」を入れることで、ご自身の家は「安心な住まい」と感じ、不安なく穏やかに暮らせているとの感想をいただいています。
─現在多くの工務店が制振装置の採用を検討しています。どのような工務店に「evoltz」をオススメされますか。
住宅においては、クロスのヨレや珪藻土のひび割れなどの補修や修繕はどうしても出てくるものです。お客様にとっても修繕費用がかかってくるのは負担になるため、当社でも吹きぬけや歪みが出やすい部分への配慮はしているのですが、なかなか苦労していた点でした。
しかし、「evoltz」を入れることでそういった部分が軽減されているようで、細かな部分でもしっかり機能してくれていると感じています。
当社と同じように、素材や構造ごとの損耗や歪みで悩まれている工務店さんがあれば、ぜひ使ってみることをオススメしますね。小さな揺れから効くという点が、想定以上に各所に寄与しているので「evoltz」はすごい装置だと思っています。